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“新築の戸建を増改築する際には、周辺環境への配慮が必要不可欠です。まずは、近隣住民の方に対しての配慮です。建物の改築を行うわけですから、騒音や廃棄物といた工事の際に迷惑をかけてしまいます。業者も事前に連絡はしますが、あなたが依頼する場合は、あなたも事前にその旨を周囲の方に伝えておきましょう。

配慮することはほかにもあります。建物そのものに対しての配慮です。まずは地盤などの自然環境に対してです。新築の建物を安易に増改築しても良い土壌なのか。新築する部分には強風や豪雨、地震への対策はどの程度必要なのかを判断した上で行います。これを怠ると、いざという時に倒壊し易くなり危険です。工事以上に近隣の方への迷惑にもなります。

いざというときの対策という点では、防犯も同様です。その土地での犯罪率はどの程度なのか。また、どのような犯罪が起きやすいところなのかを把握しておきましょう。空き巣など、民家を狙った犯罪が多い場合は注意しなければいけませんし、可能であれば、防犯の効く家を建てましょう。

こういった点に関しては独自に調べることが大事です。役場や警察で調べる他、工事業者や不動産会社、設計者など、新築の上で関わる方に相談するのも有効な手段です。彼らは地元の人でもありますから、統計データにはない実情を理解しているのです。家の改築は何度もできることではありません。せっかく建てた家を無駄にしない為に、事前にできることはしっかりと対策しておきましょう。”